「これ、春奈ちゃんだよね?」“同人ビデオ”に出演した20代女性が語る恐怖の実態
即、知人バレしてしまう…
リリースされていることさえ知らずにいつも通りの日々を過ごしていると、知人より、ビデオの発見報告LINEがくる。 「“これ、春奈ちゃんだよね?”ってLINEがきて驚きました。彼女も同人ビデオの出演者の1人で、なんとなくサイトを見ていたら私を発見したそうなんです。まず販売中なのも知りませんし、サイト内には溢れんばかりの作品が羅列するのに、その中から見つかっただなんて……」 恐る恐る自分の作品を検索すると、すでにあちこちのサイトに転載されており、もはや手が付けられない状態だったという。 急に怖くなった春奈さんはスカウトマンへ連絡し、削除依頼を出した。幸いにも削除には応じてもらえたものの、転載先のサイトに関してはどうしようもない。 春奈さんはこの一件で同人ビデオへの出演をやめることができたが、今でも「“身内バレ”を危惧する毎日」だと語っている。
同人ビデオを選ぶ理由
ぶっちゃけたことを言うと春奈さんの事例はまだラッキーな方で、運営者が逮捕されたり、音信不通になったり、「一度載せたら削除申請には応じません」のような契約書にうっかりサインをすれば、泣き寝入りまっしぐらでしかない。 このようなトラブルが絶えないにも関わらず、なぜ“同人”を選んでしまうのか? その理由は、以下のような「適正ビデオ特有の面倒くささ」にまつわることが挙げられる。 ・適正ビデオのように、同人ビデオはメーカー周りや面接などの手間がない ・同人ビデオは事務所不要で誰でも出られる ・すぐ仕事にありつけて、日払いで給料がもらえる(時間がかからない) ・労働時間が適正ビデオに比べると遥かに短い ・スカウトマンや出演者の紹介など、仕事を見つけるまでのルートが簡単 つまり、適正ビデオよりも時間をかけずに仕事(撮影)が見つかり、「給料日は末締め翌月払い」なんて縛りもなく、税金も引かれない。即日即金手渡しで、お金に困った時には救世主のような存在にもなり得る。