【ブランパン】「フィフティ ファゾムス」の42mm径モデルがついにレギュラー展開決定
280年以上の歴史を誇るスイスの名門時計ブランド【ブランパン(BLANCPAIN)】から最新モデルが登場。フラッグシップコレクション「フィフティ ファゾムス」から42mm径ケースと高性能ムーブメント、キャリバー 1315を搭載した「フィフティ ファゾムス オートマティック」の2型がレギュラー展開で発売となり、価格は247万5000円(税込)~。
42mm径の「フィフティ ファゾムス」を新投入
現在、ブランパンのフラッグシップシリーズとなっている「フィフティ ファゾムス」は、1953年に誕生した。初の本格的ダイバーズウオッチとして、同タイプの時計のベースとなる技術的、審美的な規範を確立し、防水性、堅牢なリューズ機構、自動巻きムーブメント、夜光塗料が塗布されたコントラストの美しいダークな文字盤、ロック機能付き回転ベゼル、耐磁性は当時の業界全体で採用されることとなり、現在もなお受け継がれている。今回、ブランドはさらなるバリエーション拡充を図るべく、現行コレクションに42mm径の「フィフティ ファゾムス オートマティック」を投入。この背景には、2023年に発表された高性能ムーブメント、キャリバー 1315を搭載する42mm径の限定モデル「フィフティ ファゾムス70周年記念モデル Act1」が市場で大きな評価を得たことがある。
ケース素材はゴールドと23チタンの2種類
新しい「フィフティ ファゾムス オートマティック」は、オリジナルモデルの調和の取れたプロポーションを踏襲し、コレクションの特徴である高い耐久性と視認性を兼ね備えたサファイアクリスタルのベゼルトップも、もちろん採用。ケース素材にはレッドゴールドとグレード23チタンを用いた2種類を展開しており、前者は艶やかで上品な雰囲気が際立ち、後者は力強くスポーティな魅力が強調された印象だ。また、チタンはアレルギーを引き起こしにくい特性を持ち、軽量で耐傷性や耐腐食性に優れているため、腕時計にとって理想的な素材といえるだろう。
シンプルで美しい文字盤デザインも魅力のひとつ
文字盤のカラーは、ブラックとブルーが用意され、3時、6時、9時、12時位置にアラビア数字、5分刻みの表示にはバトン型インデックスを配し、4時と5時の間にはデイト表示が配置される。シンプルで美しいフェイスデザインは、視認性にも優れ、本機の大きな魅力となっている。この文字盤に対応するカラー展開で、セイルキャンバスやNATOストラップ、テクスチャードラバーで1953年のオリジナルモデルにインスパイアされたトロピックなどストラップのバリエーションを豊富に用意。どのストラップをチョイスするかは、購入者にとって大きな悩みになるはずだ。