センバツ高校野球 北海、別海選手を激励 知事「堂々とプレーして」 /北海道
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する北海と別海の選手らが26日、道庁の鈴木直道知事を表敬訪問した。北海の金沢光流主将(2年)は「昨夏の甲子園以上の活躍で、寒い北海道に熱い活気をもたらしたい」、21世紀枠で初出場する別海の中道航太郎主将(同)は「1勝を目標に別海らしい野球で、町民や道民の皆さんに勇気を届けたい」と力強く語った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 鈴木知事は「選手一人一人の表情が闘志に満ちていて頼もしい。道の代表として堂々とプレーしてほしい」と激励した。 両チームは同日、毎日新聞北海道支社(札幌市中央区)も訪れた。板垣博之支社長は「北海道の2校が勝利すると、2013年以来11年ぶりのことになる。初戦を突破し、甲子園の地に北海と別海の名を刻んでほしい」とエールを送った。 両校は今後、3月18日の開幕に向け、本州での合宿や練習試合で調整を続ける。組み合わせ抽選会は8日に大阪市の毎日新聞大阪本社である。【後藤佳怜】