独自チップとスパコンがAI時代の鍵を握る…アマゾンAWSはその両方を推進(海外)
スーパーコンピューターの優位性
AWSは、GPUでトレーニングされたAIモデルがますます大きくなる中で、「計算能力やネットワーキングインフラの限界を超える挑戦をしている」と認めた。 それは、自社でAIモデルを構築することに本気で取り組んでいる企業(例えばアマゾンは、OpenAIのライバルであるアンスロピック(Anthropic)に計80億ドル(約1兆2028億円)を投資している)は、新しい時代のAIに対応するために、高度な計算処理が可能な技術にアクセスできることが必要だ。 これを踏まえて、AWSはアンスロピックと協力して、スーパーコンピューター「プロジェクト・レイニア(Project Rainier)」の基盤となる「ウルトラクラスター(UltraCluster)」というサーバー群を構築していることを発表した。アマゾンによるとこのシステムは「何十万ものTrainium2チップ」を使い、モデルのトレーニングをスケールアップする予定だという。
Hasan Chowdhury