【佐世保競輪・レインボーカップA級ファイナル】小原丈一郎「これに懸けている」 半年早くS級復帰へ
<21日・佐世保競輪・3日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 小原丈一郎(26)=青森・115期=が半年早くS級に返り咲きへ。3着までがS級2班に特別昇級できる「レインボーカップA級ファイナル」が22日、佐世保競輪のGⅢ開設記念最終日の9Rで行われる。出走する9人のうち6人は定期昇級で来期(来年1月~)のS級が決定済み。残る3人は来期A級で、小原はその一人だ。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 失格過多で今期は4年ぶりのA級。6Vを挙げるなど圧倒的な成績を残し、来々期(来年7月~)のS級復帰は確定的だが、「早く上がりたい。半年はデカい」とS級を恋い焦がれる。「S級の方が好き。スピードがあって、走っていて楽しい。A級だと人気を背負うプレッシャーもある」と切実な思いを語った。 前回取手では、今回も対戦する坂田康季らを倒して優勝と波に乗っている。「同じ青森の方々と冬期移動先の伊豆で乗り込んできた。このレインボーに懸けている。勝負するところは勝負していきたい」と鼻息を荒くした。臨機応変に立ち回り、特進切符をつかみ取る。▼9Rは小原が別線分断も視野に、縦横無尽に走ってアタマへ。2―9=135、2―3=15。 ▼6R(青柳靖起) 来年3月のGⅡウィナーズカップは今月末までが選考期間。その特選入り(1着数上位)を目指している。後位が自地区でない岡山勢であれば、自分の競走に徹しやすい。遅めの仕掛けで1着へ。9―124―124。