438試合で450得点を記録…C・ロナウドが古巣への思いを語る「僕はレアル・マドリードを愛しているんだ」| ラ・リーガ
アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、古巣レアル・マドリードについて語っている。 2009年、当時の移籍金最高額となる9400万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリードに加入したクリスティアーノ・ロナウドは、この白いクラブの最大級の伝説となった。出場した438試合で記録したゴール数は、なんと450。故アルフレド・ディ・ステファノ氏(371試合285得点)、ラウール・ゴンサレス氏(741試合323得点)、カリム・ベンゼマ(648試合354得点)を上回って歴代得点ランク首位に立つ同選手は、その圧倒的な決定力でもって4回のチャンピオンズリーグ優勝に貢献するなどした。 C・ロナウドは最近開設した『YouTube』の公式チャンネルで、そんなレアル・マドリードでの日々を振り返った。現在39歳のフットボールの伝説にとって、スペイン首都のクラブに今なお愛情を注いでいるようだ。 「レアル・マドリードと多くのトロフィーを勝ち取った。そう、すべてを勝ち取ったよ。9シーズンにわたってレアル・マドリードでプレーし、チャンピオンズリーグを4回制したことは、僕にとって大きな喜びだった」 「僕はレアル・マドリードを愛している」 「あのクラブに入団した僕は、歴史の中で最も高価な選手となった。プレッシャーだったけど、僕は自分を信じていたんだ。プレミアリーグでバロンドールを勝ち取ったならば、うまくいくことは分かっていたのさ。自分の才能を信じていたからね」 「難しくはあった。これまでとは違う国でプレーし、まだ24歳だったからね。それでも僕はポジティブだった。歴史をつくれるって思っていたよ。あれは一つの挑戦だったが、僕は人々が間違っていたと示すことが好きなんだ。僕はレアル・マドリードで、とても幸せだった」 ポルトガル人FWはまた、今夏レアル・マドリードに加入したFWキリアン・エンバペについても言及。C・ロナウドに憧れる25歳FWが、成功をつかむことを確信している様子だ。 「エンバペはうまくやれると思う。あのクラブは組織的に素晴らしく、強固だ。素晴らしい監督がいて、そして会長のフロレンティーノも長いこと在籍している」 「エンバペは次のバロンドール受賞者かもしれない。彼、ハーランド、ベリンガム、ラミン(・ヤマル)といった選手に可能性があるね……」 C・ロナウドはその一方で、昨季限りで現役を引退したトニ・クロース氏にも触れている。クロース氏の決断を尊重しつつも、自身はまだ引退を考えていないようだ。 「シーズンが終わるとき、自分の中に再び情熱が生まれる。僕はフットボール中毒者だ。ゴールを決めたいし、高いレベルのプレーを見せたい」 「全員が違う人間であり、それぞれの決断を尊重しなくてはいけない。クロースの決断を尊重するよ。彼はやると決めたらやるタイプだからね。もっとプレーできただろうけど、彼にはほかのプランがあるんだろう。それを尊重しなくてはね」