ヤクルト・青木と同期入団で同学年の2人が思い明かす 川島亮氏「僕たちにとっても誇り」佐藤賢氏は打撃練習サポート「いい財産」
今季限りで現役を引退するヤクルト・青木宣親外野手（42）が2日、神宮球場で行われた広島23回戦で引退試合に臨み、フル出場して4打数2安打だった。他の選手も青木の背番号23のユニホームでプレーした中で二回に左前打、六回は右翼線二塁打をマーク。日米通算2483試合目で2730安打とし、プロ21年のキャリアに終止符を打った。 【写真】ヤクルト・青木宣親、引退試合で長男が始球式 捕手を務めた青木は愛息と抱き合い涙 ヤクルト・青木宣親外野手（42）と2004年の入団同期で、同学年の2人が思いを明かした。八戸大からドラフト1位で入団した川島亮氏（43）＝ヤクルト球団職員、明大から6位で入団した佐藤賢氏（42）＝ヤクルト打撃投手兼スコアラー＝にとっては、世代を引っ張ってきた誇りだ。 12年に楽天で引退した川島氏は「ノリが21年という長い間、現役生活をできたのは僕たちにとっても誇りです」と胸の内を明かした。青木が米大リーグから復帰後は選手とマネジャーという立場に。「あいつも頑張っているから俺も頑張ろうという気持ちにはなった。お疲れさまと伝えたいです」とねぎらった。 明大出身の佐藤氏にとっては、大学時代のライバルでもあった。青木がメジャー挑戦を表明した11年限りで引退。古巣に復帰した後は打撃練習をサポートする立場になり「この年まで続けてくれて本当に誇らしいし、投げ続けられたのはいい財産です」と語った。 青木が引退を表明した後の広島遠征時に同学年会を開催。早大出身で広島球団職員の比嘉寿光氏（43）や、ヤクルト・野口祥順マネジャー（43）らと「よく頑張ったな」とねぎらった。
