鍵山優真、世界王者・マリニンを意識「追いつく、追い抜くパフォーマンスができるように」
フィギュアスケートの２０２４～２５年シーズン開幕に向けた記者会見が３０日、都内で行われ、国内のトップ選手が登壇した。 男子で２０２２年北京五輪団体＆個人銀メダルの鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）は、今季テーマに「大人っぽく情熱的に」を掲げ、「ＳＰ、フリーともにより大人っぽく、そして内側から作る情熱をパフォーマンスとして感じていただけたら」と語った。 ＭＣの宇野昌磨さんからは「どのジャンルの曲を滑っても素晴らしい表現力をすでに兼ね備えている。今年１年、どんな表現をしていくのか楽しみ。素晴らしいものは今からでも目に見えている」と褒めてもらい、「本当にうれしい限り」と喜んだ。 「意識する選手」には、世界王者のイリア・マリニン（米国）の名前を挙げ、「今季は少しでも追いつく、追い抜くパフォーマンスができるように頑張りたい」。目標とする世界一へ、新たに４回転ルッツも練習中だと明かし、「単発ではすごくいい感じになってきている。あとはもっとスタミナをつけて、いつでも入れられる準備をしていきたい」と見据えた。
報知新聞社
