FC東京のディエゴ・オリヴェイラが現役引退「この大好きなクラブで引退でき…」 J1通算278試合出場91得点の名FW | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】FC東京は11月28日、FWディエゴ・オリヴェイラが2024シーズン限りで現役引退することをクラブ公式サイト上で発表した。 D・オリヴェイラが現役生活に終止符を打つ。 1990年6月22日生まれのD・オリヴェイラは、現在34歳。2008-2009シーズンに母国ブラジルのクラブであるパラナ・クルーベでトップチームデビューを飾ると、以降は国内クラブやアル・ミサイマーSC(カタール)、水原三星ブルーウィングス(韓国)などでプレーし、2016シーズンに柏レイソルへ完全移籍で加入した。2018シーズンよりFC東京に期限付き移籍で加入。2019シーズンから完全移籍に移行し、今季までFC東京でプレーした。FC東京ではJリーグYBCルヴァンカップ制覇を経験(2020年)。個人としてはJリーグ・ベストイレブンを1回獲得している(2019年)。 FC東京のクラブ公式サイトは「ディエゴ オリヴェイラ選手が2024シーズン限りで現役を引退することが決定しましたので、お知らせいたします。また、後日あらためてふれあいの機会を設けさせていただく予定ですので、チームの移動中や小平グランド練習見学時などに個別にサインや写真撮影のお声がけをすることはご遠慮ください。イベントの詳細については決まり次第お知らせいたします」と発表。同サイトには、次のようにD・オリヴェイラのコメントが掲載されている。 「今シーズンをもって引退することを決断しました。この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています。日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です。残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています。まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」