町田、首位に再浮上!荒木駿太が1ゴール1アシスト U23で平河&藤尾不在も「いなくても勝てると示したかった」
◆明治安田J1リーグ ▽第11節 町田2―0柏(3日・Gスタ) 町田が柏に2―0と勝利し、首位に再浮上した。FW荒木駿太(24)がJ1初ゴールを含む1得点1アシストと結果を出し、U―23日本代表FW藤尾翔太(23)、同MF平河悠(23)の不在を補う活躍を見せた。 抜け目なく、泥臭く勝ちきった。前節、磐田に敗れて2位に後退した町田が、1節で首位に再浮上。黒田剛監督(53)は「勝利の方程式、勝つためのプランを遂行してくれた」と選手たちの奮闘をたたえた。 立役者は1得点1アシストの荒木だ。前半9分、相手がロングスローを警戒した隙を突き、DFラインの裏でスローインを引き出してFW呉世勲のゴールをアシスト。さらに後半24分には頭で押し込んでリードを広げた。前線からの守備でも走り続け、4試合ぶりの完封にも大きく貢献した。 前節は今季初めて無得点に終わり、平河、藤尾の不在を痛感する試合に。しかし、今季初先発に応えた荒木は「2人がいなくても、勝てると示したかった。帰ってきても、ポジションはないよ」と力強い。この試合では昨季J2で30試合18ゴールと昇格の立役者となったFWエリキも、左膝の大けがから復帰の途中出場。シーズン序盤の躍進を、さらに加速させるだけの陣容が整いつつある。(金川 誉)
報知新聞社