車内の子ども置き去りは永遠になくならない!?…BYD「シール」の「幼児置き去り検知システム」を見て思うこと【Key's note】
欧州やアメリカでは当たり前の装備に
しかもこういった機能は、BYDが初めてではないというから、不幸な時代になったのかもしれません。すでにボルボにも採用実績があるといいますし、欧州でも安全性能評価基準の項目に組み入れています。アメリカでも近々義務化されるとのことです。 子どもを車内に残して用を済ませたい場面がないとは言えないのは想像ができますが、かといって本当に幼児を置き去りにしてクルマから長時間離れる人が減らないのは理解に苦しみますね。「パチンコをやっていたから」であったり「友人と喫茶店で話をしていたからうっかり」など、幼児の命を奪うような所業は減る気配がない。まったく言語道断ですが、そんな人間の心をどこかに置き忘れたかのような人たちのために、こんな機能が必要になり、義務化されなければならないことが残念です。 ともあれ、シールの機能が大切な命を守ってくれるのであれば、それは歓迎されるべきことかもしれません。