新庄剛志氏のRIZIN参戦は消滅…それとも?!突きつけた出場条件とは?
だが、しかし…予測不能の行動に出るのが新庄氏である。 榊原CEOは、「(トライアウトの)結果が出たところで8、9日あたりに新庄と打ち合わせをしたいなと思っています」と明言した。 これが最終交渉の場になるのだろうが、過去に数々のビッグマッチを実現してきた榊原CEOに口説かれたら、新庄氏も心変わりするのかもしれない。そして何より新庄氏の人生そのものが何でもありのサプライズみたいなものである。「RIZIN.26」のエンターテイメント枠として新庄参戦の可能性はゼロになったわけではない。 新庄氏は、2日インスタに「力むな 力むな。力んだら今までの苦労が台無しに」のコメントをつけてヒット性の当たりを連発しているフリー打撃の動画を投稿している。 ちなみに、この日、榊原CEOは「本人にその気がないようです」と、阪神を引退したばかりの藤川球児氏(40)の参戦を断念したことも明らかにしたが、こちらは、初めから11月21日にあった「RIZIN.25」大阪城ホール大会向けの完全なリップサービス。そもそも新庄への参戦オファーとは熱量の違っていた一件である。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)