避難警告後にベイルート南郊空爆 イスラエル軍、48時間で目標30か所
【AFP=時事】AFPTVは15日、イスラエル軍がレバノンの首都ベイルート南郊ゴベイリ一帯に避難警告を発した後、同地区が空爆されたと報じ、市街に立ち上る煙の映像などを伝えた。 【写真】イスラエル軍の空爆を受け、煙が立ち上るレバノンの首都ベイルート南郊ゴベイリ地区 イスラエル軍は報道官によるX(旧ツイッター)への投稿で「(ベイルート)南部郊外、特にゴベイリ地区の全住民に告ぐ。付近にはヒズボラの関連施設や拠点がある」とし、攻撃が差し迫っていると警告。即時退避を促した。この投稿には、付近に高校がある地区の地図が含まれていた。 ベイルート南部ではイスラエル軍による空爆が繰り返されており、住民の大量脱出が続いているが、日中に自宅や職場を確認するために戻る人の姿も確認できる。 イスラエル軍による14日の発表によると、同軍は過去48時間以内でベイルート南部郊外の目標約30か所を攻撃した。【翻訳編集】 AFPBB News