サウジで《64戦58ゴール》のC・ロナウドはポルトガルをEURO制覇へ導けるか 39歳迎えた経験値がカギ握る
代表監督は絶対の信頼を寄せる
EURO2024制覇へ、ポルトガル代表のカギを握るのはFWクリスティアーノ・ロナウドだろうか。39歳を迎えているが、代表を率いるロベルト・マルティネスは一貫してロナウドを招集し続けてきた。それはEURO本番でも同様だ。 8日に行われたクロアチアとの親善試合はロナウドに出番が回ってこなかったが、ポルトガルは11日にもアイルランドとの親善試合を控えている。ロナウドはここで最終調整をし、EURO初戦のチェコ戦を迎える構えか。 『ESPN』によると、代表監督のマルティネスはロナウドの存在が極めて重要だと強調する。 「クリスティアーノと同じ影響力をロッカールームにもたらす選手など、サッカー界にはいない。彼にとって6回目のEURO出場となるが、これはサッカー界でも類まれな偉業であり、この経験は重要だ。クリスティアーノはチームに貢献し、全力を尽くす準備ができている」 「こうした大会は経験が非常に重要だ。チームに新人の若手が加わることもあるからだ。ペペやクリスティアーノのような選手の経験は重要なんだ。若い選手たちがチームに貢献できる環境作りが必要だからね」 「クリスティアーノはクラブで非常に安定したパフォーマンスを見せていると思う。彼が信じられないほどのフィニッシャーであることは疑いようがない」 現在ロナウドはサウジアラビア国内リーグでプレイしており、サウジアラビアリーグのレベルは欧州に比べると落ちる。しかし、ロナウドはアル・ナスルのエースとして通算64試合で58ゴール15アシストとさすがの成績を残している。 ポルトガルのEURO制覇へロナウドの力は重要で、ベテランのチームリーダーとしてポルトガルの大黒柱であり続けている。
構成/ザ・ワールド編集部