海眺めフリマ楽しんで 富山県滑川市・ほたるいかミュージアムで26日、海側道路を歩行者天国に
富山湾沿いの道路にさまざまなブースが出店する「海が見えるフリーマーケット」が26日、富山県滑川市中川原のほたるいかミュージアムの海側道路で開かれる。ミュージアムを運営する市の第三セクター、ウェーブ滑川が2015年まで続けていた企画を一新して復活。道路約200メートルを歩行者天国にして気軽に散策してもらい、海を一望できるロケーションの魅力も発信する。 フリマは1999年、ミュージアムの開館1周年記念イベントとして、中央広場で始まった。毎年春と秋に行っていたものの、広場での駐車場整備などに伴い2015年秋で終了した。 ミュージアム周辺では近年、海が見える絶好のロケーションを生かしたサウナや庭園の整備といったイベントを、有志が相次いで企画している。いずれも好評で、景色も評判を呼んだことから、フリマも会場を海側に移して復活する運びとなった。 フリマには子ども服や本、ハンドメイドのアクセサリー、ワークショップなど40のブースが並ぶ。出店者の中には以前のフリマに参加していた人もいるという。
かつてフリマが開かれていた中央広場では、市内外の飲食店が並ぶ「海辺のマルシェ」が同時に開かれる。昨年夏に閉館した海洋深層水体験施設「タラソピア」で使われていたエクササイズ用品や備品のほか、ボイルベニズワイガニも販売する。 ウェーブ滑川の小林昌樹業務本部長は「滑川の美しい海のロケーションを知ってもらいながら、イベントを楽しんでほしい」とPRする。フリマとマルシェは午前9時~午後3時。雨天中止。