旨い店はタクシー運転手に訊け!池袋でしか味わえない『ハンバーグは飲み物。』の牛タン×ハンバーグの最強の食べ方
●「旅先で旨いものを食べたければ、タクシードライバーに聞くのが一番」と言います。そこで、東京のB級グルメに精通する現役タクシー運転手・荒川治さんに、オススメのお店を教えてもらいました。
タクシードライバーの荒川です。突然ですが、私はハンバーグが大好きで、名店と呼ばれるハンバーグを食べに行くのが趣味の一つ。とくに東京・池袋はハンバーグの老舗や名店が多い街なので、乗務の日に池袋周辺にいれば、休憩中にいろいろなお店のハンバーグを楽しみに行きます。そんな“ハンバーグ・レベル”が高い池袋に、2019年にできたのが『ハンバーグは飲み物。』というお店です。 『ハンバーグは飲み物。』の絶品牛タン×ハンバーグの画像をもっと見る 『カレーは飲み物。』や『とんかつは飲み物。』という店名を聞いたことがある人もいると思います。この“〇〇は飲み物”系のお店は、同じ会社がやっていて、一番有名な『カレーは飲み物。』は都内を中心に幾つか店舗があり、私もときどき行きます。 しかしこの『ハンバーグは飲み物。』は、実は池袋にしかありません。ハンバーグの名店が多い池袋であえて勝負しようという気概を感じるお店なのですが、実は最近まで行ったことがありませんでした。
しかし、いざ食べてみたら、これがめちゃくちゃ美味しくて、すっかりハマって何度も通っています。そこで今回は『ハンバーグは飲み物。』が一体どんなお店で、どんな魅力があるのか、ご紹介したいと思います。
牛タンとハンバーグのダブル肉定食がウマすぎる
まず、この店のハンバーグについて語る前に、いろいろなオマケがあることをお伝えしておかねばなりません。 お店に行くと、最初に券売機でメニューを選ぶことになります。基本のハンバーグは「粗びきビーフハンバーグ定食」(1290円)。そしてもう1つが「牛タンのせ粗挽きビーフハンバーグ」(1790円)です。私のおすすめはダンゼン後者です。煮込んだでっかい牛タンが2つハンバーグにのった“肉×肉”のパワフル定食です。 定食を選んだら、続いてハンバーグのソースを次の5種類から選びます。内訳はデミグラス、テリヤキマヨ、マスタード、トマトソース、おろしポン酢。さらにライスの量(小盛120g~山盛400g)や、ハンバーグにのせる有料トッピング――たとえばチーズなど――を選んで、お会計を済ませます。