（FNNプライムオンライン）

家の掃除の中で、ちょっとした手間なのが「トイレ掃除」。 目に見えにくい“尿ハネ汚れ”が少ないというメリットから、家族に「座ってしてね」とお願いされている男性は多いかもしれない。しかし、実は“座ってする派”を徹底しても汚れは広がっている? そんな驚きの事実を可視化できるアイテムを、シヤチハタが開発した。 【画像】“尿ハネ”に色を付けたら…実はこんなに飛び散っている? それが、トイレの拭き取りスプレー「MIERUMO（ミエルモ）」。 同社によると、いわゆる“座ってする”場合でも、尿は便座の裏などに付着したり、場合によっては便座と便器の間から、床に飛び散ることがあるのだという。そんな“尿ハネ汚れ”にミエルモを吹きかけると、汚れた部分が青く染色されて見えるようになり、効率よく掃除ができるというわけだ。 シヤチハタ株式会社といえば、印章やスタンプ、インキを取り扱う大手メーカー。「トイレの尿ハネ」問題に切り込んできた理由が気になるところだが、実はこのミエルモの“尿ハネを着色して可視化する”という部分に、シヤチハタ独自のインキ技術が使われている。 ミエルモは、青色の着色剤と、消色剤（次亜塩素酸ナトリウム）が入った2つのボトルが連結していて、トリガーを引くと2つの液体が混ざって噴霧される。 この混合液が尿ハネ汚れのない場所に付くと、着色剤が消色剤によって打ち消されて、透明になる。一方、尿ハネ汚れがある場所に混合液が付いた場合、消色剤が尿の成分と反応することにより、着色剤の青色が消えなくなる。結果、尿ハネ汚れが青く浮き出て見えるのだ。 さらに、消色剤の次亜塩素酸ナトリウムには洗浄成分があるため、そのまま拭き取り掃除が可能だという。 ミエルモは応援購入サービス「Makuake」で、一般販売予定価格が1個1380円（税込）のところ、限定割で購入できる。 このプロジェクトが開始されると、目標金額の30万円を即日達成。9月20日時点で、210万円以上と目標金額を大きく上回る応援購入の希望が殺到している。