チェルシーで構想外のチャロバーにクリスタル・パレスは依然として興味? グエーイの去就が関係か
マクサンス・ラクロワが獲得間近だが
クリスタル・パレスは依然としてチェルシーのトレヴォ・チャロバーの獲得に興味を持っているという。英『Daily Mail』が伝えている。 パレスは先週フラムにデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンを売却したため、ディフェンスラインの補強に動こうとしていた。チャロバーは以前からパレスのターゲットとして名前が挙がっていたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ヴォルフスブルクでプレイするDFマクサンス・ラクロワを1800万ポンド(約34億円)ほどで獲得間近だという。 オリヴァー・グラスナー監督にとってアンデルセンの後任第一候補であったラクロワの加入が決定的になったが、チャロバーへの関心は続いているようだ。その理由はパレスのディフェンスラインに欠かせないイングランド代表DFマーク・グエーイの去就が関係していると、同メディアは伝えている。 グエーイは今夏開催されたEURO2024で好パフォーマンスを発揮したこともあり、今夏ビッグクラブへの移籍が噂されていた。しかしパレスは同選手の移籍金として少なくとも6500万ポンド(約123億円)を要求しており、多くのクラブが獲得を断念したと考えられている。しかし、ニューカッスルは4回ほどオファーを断られているにも関わらず、まだ諦めていない可能性があると同メディアは主張している。 残りわずかではあるが、残された移籍期間でニューカッスルが要求額を満たすオファーを出す可能性もあり、万が一グエーイが退団した場合は代わりとなるCBを補強しなければならない。そのため、エンツォ・マレスカ新監督が率いるチェルシーで構想外となったチャロバーに興味を示しているようだ。 パレスが実際にチャロバー獲得に動くかどうかはグエーイの去就が大きく関わってきそうだ。アンデルセンの後任としてラクロワを獲得し、さらにアーセナルからエディ・エンケティアの獲得も迫っているパレスだが、移籍市場が閉まるギリギリまで動向から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部