コリン・モリカワが実戦投入 ローガンオルソンの新プロトタイプパター
「確かに、僕はこれまでキャリアを通じてパターを変更してきたけれど、このモデルは今のところ数値で満足なものを示していて、とにかくフェースから転がり出す感じが気に入っているんだ。実際にデータを取ると分かるのだけど、テーラーメイドの転がりもめちゃくちゃ良かったにも関わらず、これは驚異的に転がりが良くなっている。ほとんど同じパターで、見た目も同じだね。ただ、これまで僕が着目してこなかった部分を綺麗に整えたんだ」とモリカワ。 モリカワはギアのテスティングとなると、時として「やり過ぎる」こともあるのだが、より良いものであれば、乗り換えに対してやぶさかではないのである。 モリカワは続けて、「プロフェッショナルのゴルフで常軌を逸しているのは、僕らが何でも自由に使えるところなんだ。何を変えたって良いんだよ。これを変えることも、あれを変えることもできるという風にやっていると、やり過ぎて、何を求めているのか分からなくなるパターンに陥ることもある。時として、そこにある物が(そのままの状態で)十分良かったりするんだ」と述べた。 「でも、そういうのはクールなことでもある。僕らは色々な箇所に微調整を施したし、フェースをあれこれいじったり、ドットを入れたりという具合に、とにかく全体的にクリーンアップしたんだ。かなり気に入っているよ。楽しかったしね。彼(オルソン)はかなり聡明なんだ。こっちが何を欲しているか、そしてパターに何を求めているかを聞き出す上での質問が要領を得ているんだよ。とても素晴らしいプロセスだったね」 モリカワのローガンオルソン カスタムパターは、サイトラインとしてクラウンにドットが入っており、溝ありのフェースインサート、2個のソールウエート、三菱ケミカル「ディアマナP」105グラム1.0フレックスシャフト、そしてスーパーストローク「ゼナジーツアー2.0X」グリップが搭載されている。 (協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)