早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の大学生投手(4)急成長でドラ1候補に
プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材も多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生投手を厳選し、紹介する。
徳山一翔(環太平洋大)
全国大会での好投をきっかけに注目度が増した最速153キロ左腕。地方リーグから上位指名を狙う。 鳴門渦潮高時代は全国的に無名の選手で、直球も140キロに満たなかった。環太平洋大進学後に頭角を現し、2年冬から大学日本代表候補合宿に参加した。 実力を証明したのが2年秋の明治神宮大会での登板。国際武道大戦で7回無安打無失点と好投し、継投でのノーヒットノーランを達成した。 昨秋の明治神宮大会でも初戦の東農大オホーツク戦で7回1失点11奪三振の快投を披露。 過去に環太平洋大からドラフト1位でプロ入りした選手はいないが、徳山はその可能性を秘めている。直球をさらに磨き、大学ラストイヤーもアピールを続けたい。
ベースボールチャンネル編集部