【三重県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。朝霧が滝のように流れ込む姿は圧巻!
暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。 【画像】紅葉が美しい積田神社ほか、三重県の秋の絶景10選を写真ですべて見る。 「いつか」の旅行の参考に。眺めても美しい、秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!
◆風伝おろし
かつて熊野の海辺と山村を結ぶ要路として、人々が行き交っていた風伝峠。晩秋から春にかけての早朝、山側の盆地で生じた霧がこの風伝峠を越え、海側の麓へ吹き下ろす風に巻き込まれて発生する巨大な朝霧を「風伝おろし」と呼びます。朝霧が滝のように流れ込む姿は圧巻! 寒暖差があり風がよく通るという気象・地形条件は、幻想的な光景をもたらすだけではなく、国内で唯一、アッサム茶の原種を栽培できる土地となっています。 風伝おろし(ふうでんおろし) 所在地 三重県南牟婁郡御浜町尾呂志
◆積田神社
積田神社は、「南都春日大社奥宮」(なんとかすがたいしゃおくみや)ともいわれ、今から約1250年前、鹿島大神が常陸国から大和国春日大社に遷幸の途中に、立ち寄って鎮座した宮。 参道は、見ごろになるとイチョウともみじが色づき、美しい光景を作り出します。 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 積田神社(せきたじんじゃ) 所在地 三重県名張市夏見2162
◆水沢のもみじ谷
水沢もみじ谷は、200メートルの距離に約300株のもみじとイチョウが群生する美しい谷間。 百人一首の第5歌「奥山に もみじ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき」(猿丸大夫)は、水沢もみじ谷で詠まれた歌とされています。つまり、この谷は1000年以上も前から紅葉の名所として人々を楽しませてきたのです。 見ごろの時期:11月下旬~12月上旬 水沢のもみじ谷(すいざわのもみじだに) 所在地 三重県四日市市水沢町山の坊
◆浦村牡蠣
鳥羽市の生浦湾(おおのうらわん)で養殖される「浦村牡蠣」。生浦湾は、海水の栄養が豊富で、また湾内の波が穏やかであるため牡蠣の養殖に適しており、ここで養殖された牡蠣は、わずか1年で収穫できるまでに成長します。 浦村牡蠣は、牡蠣独特の臭みやえぐみがなく、柔らかな身が特徴。牡蠣の収穫時期になると、市外、県外からたくさんの人々が牡蠣を楽しみに鳥羽市浦村地区を訪れます。 パールロードと呼ばれる海沿いの道には牡蠣小屋が並び、中には牡蠣が食べ放題の店も! ぜひお腹を空かせて行ってみて。 牡蠣の食べごろの時期:10月末~翌年3~4月ごろ 浦村牡蠣(うらむらかき) 所在地 三重県鳥羽市浦村町