新春初売りに長蛇の列 道の駅しらぬか恋問
北海道白糠町の道の駅しらぬか恋問の初売り「新春大売り出し」が3日、恋問館で行われた。開始前から200人以上が列をつくり、午前10時になると次々と購入。白糠酪恵舎の「チーズセット」(限定50個)、町振興公社の「お肉の福袋」(同15個)は約3分、白糠漁協直売所の「お魚の福袋」(同250個)は15分で完売となった。 初売りは毎年1月3日に行っており、4月に移転改装オープンを予定しているため、この場所での販売は最後となった。 毎年好評の「お魚の福袋」(1箱2000円)は、カレイの一夜干しやコンブ、珍味などが詰められているほか、1割の25箱には5000円相当の毛ガニが入っている。午前7時30分から駐車場で待機し、毎年5箱購入している町在住の石田正義さん(81)は「20年以上、毎年買いに来ている。今まで2回毛ガニが入っていた。うまくいけば当たるかも」とにっこり。「ここの恋問館が最後で寂しいが、新しくなっても初売りがあることに期待しながら来年も来る」と話していた。
釧路新聞