佐賀県、アドレス公開状態で9人にメール誤送信 県など主催の講演会で受託業者
佐賀県は23日、講演会の委託業者が参加者9人に対し、他の参加者のアドレスが見られる状態でメールを送信するミスがあったと発表した。業者の担当職員が23日までに9人に電話で謝罪し、削除を依頼した。 県などが主催した21日の「ハラスメント防止啓発講演会」で、同日午後6時ごろ、県の委託を受けた公益財団法人「県女性と生涯学習財団」がアンケート回答依頼のメールを送信する際、アドレスが他の受信者から見えないようにする「Bcc」欄を使うべきところを、誤って他の宛先も分かる「To」欄を使った。 財団職員が翌朝確認してミスに気づいた。二次被害は確認されていない。県男女参画・女性の活躍推進課は、財団に注意喚起し、送信前に複数人での確認を徹底するよう指示した。(上田遊知)
上田遊知