厚生労働省・和歌山労働局は、10月1日から和歌山県の最低賃金を980円に引き上げると発表しました。 これは8月5日に和歌山地方最低賃金審議会から和歌山労働局に対して答申が行われ、決定したものです。 県内の最低賃金は、現在の929円から51円引き上げ、前の年からの引き上げ率は過去5年で最高の5.49％となります。 2019年度は1時間あたり830円でしたが、5年間で150円引き上げることになります。 和歌山労働局は、今後、新しい最低賃金の周知とともに、賃金の引上げなどに向けた中小企業・小規模事業者の生産性向上のための支援策について重点的に周知していくとしています。