関西電力、公募増資などで最大3794億円調達 脱炭素化やデータセンターに投資
関西電力は26日、公募増資による新株発行や自社株売却などで、最大3794億円を調達すると発表した。公募増資は1982年以来42年ぶり2回目。脱炭素化やデータセンターへの投資に充てる予定という。 公募で約1億4828万株の新株を発行し、第三者割当増資で約2909万株を発行。発行済み株式は約18%増える。 調達した資金は、南港発電所の設備更新といった電源の効率化と脱炭素化に向けた設備投資に1144億円、データセンターや再生可能エネルギーなどの国内外の成長事業に1650億円を振り分ける。残りはM&A(企業の合併・買収)に充てる。