【MLB】タイガース・スクーバルが8回4安打1失点の好投で16勝目 Rソックス・吉田正尚は出番なし
【レッドソックス1-2タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間9月1日、タイガースは本拠地コメリカ・パークでのレッドソックス3連戦の2戦目を迎え、緊迫した投手戦を制して2対1で勝利。今季成績を69勝68敗とし、再び貯金生活に突入した。タイガース先発のタリック・スクーバルは8回98球を投げて被安打4、奪三振8、与四球0、失点1の快投でメジャー単独トップの16勝目(4敗)をマーク。2番手のタイラー・ホルトンが6セーブ目を挙げ、レッドソックス先発のニック・ピベッタは6回6安打2失点の好投も10敗目(5勝)を喫した。 【動画】タイガースのタリック・スクーバルが今季200個目の三振を奪う 初回にタイラー・オニールの25号ソロで先制されたタイガースだったが、2回裏一死2・3塁からトレイ・スウィーニーの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。今日のスクーバルにはこの2点だけで十分だった。ピンチらしいピンチはほとんどなく、6回表二死1塁の場面ではオニールから空振り三振を奪って今季メジャー一番乗りでシーズン200奪三振に到達。9回のマウンドは2番手のホルトンに譲ったが、8回4安打1失点の快投でメジャー単独トップとなる16勝目を手にした。 メジャー5年目のスクーバルは今日の登板を終えて今季の成績が16勝4敗、防御率2.51、201奪三振となり、勝利・防御率・奪三振の主要3部門でメジャートップに。初のサイ・ヤング賞をほぼ手中に収めたと言っても過言ではないだろう。ちなみに、タイガースの左腕がシーズン200奪三振を記録するのは、ミッキー・ロリッチ、ハル・ニューハウザー、マシュー・ボイドに次いで4人目の快挙である。なお、レッドソックスの吉田正尚はベンチスタートとなり、最後まで出場機会がなかった。