子どもたちの感性 SDGsを造形に 福井市美術館でアート展
福井県福井市の社会福祉法人足羽福祉会が運営する認定子ども園や障害児入所施設などの利用者が制作した美術作品を披露する「あすわのこどもてん2024~こどもたちのSDGs~」(福井新聞社後援)が12月11日、市美術館で始まった。廃材を再利用し、子どもたちの豊かな感性でアートに仕立てた立体造形や絵画作品などが並ぶ。15日まで。 子どもたちによるアート展は隔年で開催しており2回目。今年はSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、各事業所で子どもたちや職員が表現方法を考え制作に取り組んだ。 空き箱や卵のパックを組み合わせ動物や電車に見立てた作品や、お菓子の個包装紙を切り貼りした絵画、トイレットペーパーの芯を使って四季の風景を表現した共同作品など、工夫を凝らした作品が目を引く。環境問題などを札の内容に取り入れたカルタも来場者の目を引いていた。 観覧無料。午前9時~午後5時15分(15日は同3時まで)。