センバツに出場する上田西は１４日、同校に学校関係者や選手、保護者らが集まって出発式を開いた。水野一成理事長は「体調には十分に気をつけて、元気いっぱい頑張ってやってきてください」。本美伊佐夫校長は「夢の舞台である大甲子園で、チームの目標である２勝をぜひとも達成してください」と選手たちを激励した。 選手を代表して主将の柳沢樹（２年）は「甲子園では自分たちの持てる力全てを出し切って、感謝の気持ちを忘れず、必ず成長してここに帰ってきます」と決意を述べた。出発式を見守った片平知之硬式野球部保護者会長（４８）は「やっと無事に全員を送り出せて何よりです」と笑顔だった。 同校をバスで出発したナインは１５日に東山（京都）との練習試合に臨んだ後、直前合宿を行う徳島県阿南市に移動。１９日に大阪に入り、２２日の広島新庄（広島）との初戦に備える。【皆川真仁】
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