松平健主演『新・暴れん坊将軍』今夜放送 西畑大吾・GACKTら豪華俳優陣が共演【あらすじ公開】
俳優・松平健が主演し、17年ぶりに復活するテレビ朝日系『新・暴れん坊将軍』(4日 後9:00)がきょう放送される。 【場面写真】いまだ現役…殺陣も完璧にこなす松平健 1978年から2003年にかけて放送された『暴れん坊将軍』は、“名君”と誉れ高い八代将軍・吉宗(松平)が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快時代劇。 令和によみがえる本作の舞台は、吉宗の治世となって二十有余年が経過した江戸の町。しかし松平が“名君”吉宗と気さくな新之助をあざやかなコントラストで演じるオリジナルシリーズの醍醐味も健在で、17年ぶりとは思えないスピード感あふれる立ち回りも披露される。 嫡男・家重を演じる西畑大吾も同様に、同一人物ながら“家重”と“福太郎”という二面を巧みに表現するほか、利き手を封印して左腕のみで戦う難しい殺陣にも挑んでおり、松平と西畑の共闘シーンは圧巻。 そして豪華俳優陣が参戦する中、GACKTが三池崇史監督のラブコールに応え、『タイムスパイラル』(2014年/NHKBSプレミアム)以来、約10年ぶりにドラマ出演する。質素倹約の吉宗とは真逆の派手好きで、将軍の座を虎視眈々と狙う尾張藩主・徳川宗春役で降臨。圧倒的存在感で物語を盛り上げる。 【あらすじ】 八代将軍・徳川吉宗(松平)の治世となって二十有余年。享保の大飢饉(ききん)をきっかけに不況に苦しむ民を救うため、吉宗は日々対策に追われていた。また、還暦を控えた吉宗は後継問題にも頭を悩ませていた。吉宗には3人の息子がいたが、嫡男の家重(西畑)は病により、右腕が動かず、顔にもこわばりがあってうまく言葉を話すことができない。それゆえ、城内では次男の宗武(駒木根葵汰)こそ次期将軍にふさわしいと推す声が少なからず上がっていたのだ。 そんな中、久しぶりに貧乏旗本の三男坊“徳田新之助”として町に出た吉宗は、材木商の娘・おきぬ(藤田爽子)が人買いにからまれているところに遭遇。すぐさま助けに入ったところ、洋剣“レイピア”を左腕で華麗に操る謎の男が助太刀に現れた。吉宗は、べらんめえ口調で商家の三男坊“徳長福太郎”を名乗る彼の剣さばきに目を見張るが、その福太郎こそ自身の長男・家重であることに気づく。右腕と顔に麻痺がある家重が洋剣を使いこなし、流ちょうに江戸言葉を話すとは、いったい家重に何が起きたのか!?吉宗は驚きを隠せず…。 その頃、宗武には旗本・本間要治郎(小澤征悦)が接近していた。本間は尾張藩主・徳川宗春(GACKT)が将軍の座を狙い、公儀に弓を引くやもしれないという噂を宗武に吹き込む。実は、吉宗に恨みを抱く本間は、恐ろしくも壮大な野望にとりつかれていた。 時を同じくして、江戸の町で行方知れずだった若い女性が相次いで死体となって見つかる事件が起こる。彼女たちの死の背後に何かが隠れていると感じた吉宗は、事件を調べはじめるが…!?