「安いから」と日用品を100円ショップで購入する妻。薬局で買ったほうが結果的に安く済みませんか?
日用品を100均(100円均一ショップ)で購入する際、「100円だからとついつい買いすぎてしまった」という経験をした方もいるでしょう。しかし、商品によっては薬局の方が安く購入できるケースもあるため注意が必要です。 今回は、日用品を安く購入するための工夫や1人当たりの日用品消費額、購入する際の着目ポイントなどを紹介します。 ▼セルフレジになったら「客に仕事をさせるのか!」と暴言を吐かれた! 仕事だし我慢するしかないの?
日用品の月当たりの平均支出と購入品
日用品にかかる費用は、家族の人数や生活スタイルなどによって差があります。 総務省統計局の「家計調査」によると、令和5年の2人以上の世帯の1ヶ月当たりの家具・家事用品の平均支出額は1万2190円です。その中でも、日用品に該当する可能性がある項目の「家事雑貨」には2209円、「家事用消耗品」には3481円です。上記2つの項目を合計すると5690円となり、決して安くはない費用がかかっています。 日用品をいかに工夫して安く購入するかでお金の節約に繋がるといえるでしょう。
100均の方がお得な日用品、薬局の方がお得な日用品とは?
100均の商品は単価だけで見ると、薬局よりもお得な商品がいくつかあります。 ここでは、100均と薬局の税抜き価格に注目して、1個当たりの単価がお得な日用品と損をする日用品をご紹介します。 ■100均の方がお得な日用品 100均の方がお得な日用品として、以下の2つが挙げられます。 ・使い捨て手袋 ・メラミンスポンジ ポリエチレン製の使い捨て手袋は、100均であれば120枚入りで100円に対して、薬局で購入すると100枚で348円です。100均の方が量が多く価格も安いことが分かります。 メラミンスポンジは、100均であれば多いもので40個入り100円であるのに対し、薬局だと20カット入り248円です。100均の方が個数が2倍で価格は半分以下という結果になりました。 どちらも同じ商品ではないため、品質や使い勝手を考えると薬局の方が優れている可能性があります。しかし、使い捨て手袋やメラミンスポンジは使用頻度も多い日用品と考えられるため、価格を重視して選ぶのであれば100均で購入することをおすすめします。 ■薬局の方がお得な日用品 以下2つの日用品は薬局で購入したほうが安いことが多いようです。 ・除湿剤 ・除湿剤 なぜなら、100均で販売されている上記の日用品は薬局の商品より少量だからです。 除湿剤について、100均では吸湿量300mLのものが2個入りで100円で売られていますが、薬局では550mLのものが3個入り198円で購入できます。また、ティッシュに関しても、100均では100組入り2個パックが100円なのに対し、薬局では200組入り6個パックが358円と、こちらもお得になっています。 薬局の場合は、大容量で単価が安い日用品が多い傾向にあります。