スズキが初のバッテリーEV「eビターラ」を欧州で初公開。2025年夏ごろから販売開始予定
BEV専用に新しく開発したプラットフォーム「ハーテクトe」
プラットフォームにはBEV専用に新しく開発した「ハーテクトe」を採用。軽量な構造、高電圧保護、ショートオーバーハングによる広い室内空間を特長としている。また、メインフロアはフロア下メンバーを廃止し、電池容量を最大化した。 なお、先日発表された、スズキとトヨタの協業によってトヨタにOEM供給されるスズキ開発のバッテリーEVとは、この「eビターラ」になると推測される。 スズキでは、このeビターラを皮切りに、今後もさらにBEVのラインアップを拡充するとともに、それぞれの国や地域に適所適材なモビリティを提案していくと鈴木俊宏 代表取締役社長は語っている。 【スズキ eビターラ 主要諸元】 ●全長×全幅×全高:4275×1800×1635mm ●ホイールベース:2700mm ●トレッド 前/後:1540/1545mm ●最低地上高:180mm ●最小回転半径:5.2m ●乗車定員:5名 ●バッテリー容量:49kWh または 61kWh ●駆動方式:2WD=FF(49kWh または 61kWh)/4WD(61kWh) ●モーター最高出力:106kW(49kWh)/128kW(61kWh)/前128kW、後48kW(61kWhの4WD) ●モーター最大トルク:189Nm(49kWh)/300Nm(61kWh) ●トランスミッション:1速電動ドライブ ●ブレーキ:四輪ベンチレーテッドディスク ●タイヤサイズ:225/55R18(49kWhの前後と61kWhの前)、225/50R19(61kWhの後) ●車両重量:1702kg(49kWh)、1760ー1799kg(61kWhの2WD)、1860ー1899kg(61kWhの4WD)
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