科学や芸術などの発展に貢献した国内外の人物に贈られる「第３９回京都賞」の授賞式が開かれました。 　「京都賞」は京セラの稲盛和夫名誉会長が創立した「稲盛財団」が主催する賞で、今年は３人が受賞しました。 　受賞したのは、先端技術部門がメタマテリアルの理論構築による材料科学分野で貢献した理論物理学者のジョン・ペンドリー氏。 　基礎科学部門は、生命進化の加速につながったとされる「全球凍結」などに関して画期的な業績を挙げた、地質学者のポール・Ｆ・ホフマン氏。 　そして、思想・芸術部門は、舞踊の技法と美学を根底から刷新したとして、振付家・ウィリアム・フォーサイス氏です。 　３人にはメダルと賞状、そして賞金１億円が贈られました。