「本当に悩みの種」福島市のごみ開封調査説明会 初回は反対意見なし
テレビユー福島
悪質なごみ捨てに対して開封調査を行う条例が、今年3月に福島市で施行されるのを前に、9日、初めてとなる住民説明会が開かれ、市は、ごみの分別徹底に向け理解を求めました。 【写真を見る】「本当に悩みの種」福島市のごみ開封調査説明会 初回は反対意見なし 福島市は、ごみの分別を守らない悪質なごみ捨てに対して市が開封調査を行い、捨てた人を特定する条例を今年3月に施行します。条例では、対象者に改善がみられない場合、全国で初めて氏名や住所の一部を公表する方針です。3月の施行を前に、9日、初めてとなる住民説明会が開かれ、60人あまりが出席しました。 福島市ごみ減量推進課・根本裕史課長「市民のみなさまには、分別の徹底、ごみ減量、リサイクルの推進に取り組んでいただくことを目的として、今回条例改正を行った」 対象となる悪質なごみの定義について、市は、可燃ごみに空き缶やペットボトルなどの資源ごみが半分近く混ざっているものなどと説明し、条例への理解を求めました。質疑応答では、住民から「これまでも町内で分別を守らないごみに困っていた」などの声が聞かれ、条例に反対する意見は、挙がりませんでした。 福島市民・50代「私は賛成です。(悪質なごみ捨ては)本当に悩みの種です。私たちも協力していきたい」 福島市民・80代「近所で話し合いをするとか、何かの場があったときに(ごみ分別の話を)出していければ、それが一番うれしい」 福島市ごみ減量推進課・根本裕史課長「心無い廃棄者に気を付けてもらうことで、最終的には市民のみなさんに住み良い環境、きれいな福島市を作っていきたい」 福島市は、1月30日までの間、市内の支所などで説明会を順次、開くことにしています。
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