後半開始から出場

今夏にマジョルカと２年契約を結んだ浅野。（C）Getty Images

　今夏にラ・リーガのマジョルカに加入した浅野拓磨が実戦デビューを飾った。 　浅野は昨季までブンデスリーガのボーフムでプレー。トータルで公式戦90試合に出場し、14ゴール・７アシストを記録していたが、契約満了に伴い退団。新天地にはマジョルカを選び、２年契約を結んだ。 【PHOTO】悲願のメダル獲得へ！パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー４人を一挙紹介！ 　そんななか、マジョルカは現地時間７月21日にプレシーズンマッチでイングランドのクルー・アレクサンドラと対戦した。この試合に浅野は後半開始から出場すると、トニ・ラトとのワンツーで先制点をお膳立てする。 　その後も積極的なパフォーマンスを見せて、終盤にはディフェンスラインの背後に抜け出してループシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。チームは３－１の勝利を収めた。 　スペインメディア『MUNDO DEPORTIVO』は、「マジョルカがこれまでに獲得した２人の選手、マテウ・モレイと浅野拓磨が赤と白のシャツでデビューを果たした」と浅野の新天地での初実戦に言及。「日本人アタッカーは後半から出場し、果敢にゴールに迫った。しかし、左サイドから放ったロブショットは大きく外れた」と伝えている。 　マジョルカは来月18日に行なわれる新シーズンのリーグ開幕戦で昨季の王者レアル・マドリーと対戦する。浅野は開幕までに定位置を確保できるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部