「だるま夕日」現る、西の空真っ赤に 播磨灘の冬の風物詩、神戸・垂水から撮影成功
太陽が海に沈む時、だるまのような形にゆがんで見える現象「だるま夕日」が11日夕、神戸から撮影できた。冷え込んだ大気と海水の温度差によって光が屈折して起きる蜃気楼の一種で、播磨灘の冬の風物詩と知られている。 【動画】秋の夕日、明石海峡大橋主塔の間に 日没が迫る午後4時50分ごろ、神戸市垂水区西舞子1の海岸から望遠レンズで狙った。西の空を真っ赤に染め、形を変えながら水平線へと沈んでいくだるま夕日。束の間の「光のショー」に魅了され、撮影に通う写真愛好家も多い。(笠原次郎)