横田大祐が攻撃の中心に!カイザースラウテルン監督称賛「まぐれではない。君たちが目にしているのは…」
ブンデスリーガ2部カイザースラウテルンのマルクス・アンファング監督が、横田大祐の好調の要因を語った。 7日の第15節で本拠地ベッツェンベルクにカールスルーエを迎えたカイザースラウテルンは3-1で快勝。これでリーグ戦7試合負けなしと好調なチームは連勝記録を「3」に伸ばし、上位が大混戦の順位表では勝ち点26の成績で2位に浮上している。 そんな中、今夏にベルギーのヘントからのレンタルで加入の横田は攻撃的MFとして大きな存在感を発揮。これまで出場した10試合で2ゴール3アシストのほか、チーム3点目につながるFKを獲得したカールスルーエ戦のような起点となるプレーやプレアシストも見せ、攻撃に欠かせない存在になっている。 そして、現地メディアもそんな横田に注目。カールスルーエ戦後の会見で「特に後半にたくさんのオフェンシブアクションを見せた彼の貴方のサッカーにとっての価値」についてコメントを求められたアンファング監督は「グループとして上手くやれたと思うこのような試合の後、1人の選手について語るのはちょっと難しいが…」と前置きしつつ、次のように語った。 「ダイ(横田)に関しては、ある程度の自由度と楽しさを感じさせなければいけないタイプの選手だと考える。彼のすることはいつも筋が通っており、まぐれではない。君たちが目にしているのはすべて、彼がトレーニングでもやっていることだ」 「彼がここにやって来てくれてみんな幸せだよ。一対一で打開でき、今はとにかくプレーする喜びにあふれている。もちろん、それは我々にとっても彼自身にとっても良いことだ。役割分担がはっきりしている中で、ある程度の自由があるのも彼にとって良いことだろう」 なお、加入当初はヒザの問題を抱えていた横田は第8節以降はすべての公式戦に先発出場。ブンデスリーガとDFBポカールをそれぞれ2度制した1990年代を最後に低迷期に陥ったカイザースラウテルンだが、その14年ぶりの1部復帰へのカギを握るのは24歳のアタッカーなのかもしれない。