ダニ・オルモが遂にバルサデビューへ?…クリステンセン負傷によりトップチーム登録が完了か
今夏にバルセロナへ加入したスペイン代表MFダニ・オルモがようやくトップチームに登録されるようだ。26日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。 バルセロナのカンテラで育ったダニ・オルモは、クロアチアの名門ディナモ・ザグレブを経て、2020年1月に加入したライプツィヒで頭角を表す。約4シーズン半に渡って活躍すると、スペイン代表でも主力に定着し、EURO2024では優勝に大きく貢献。そして今夏、バイエルンやマンチェスター・シティなど複数クラブが関心を寄せるなか、最大6200万ユーロ(約100億円)と報じられた移籍金でバルセロナ復帰を果たした。 しかし、シーズン開幕前に加入が正式発表されたにも関わらず、クラブの財政やラ・リーガが独自に定めるサラリーキャップに関する問題から未だトップチーム登録が完了しておらず。元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンをフリーでマンチェスター・シティへ放出してもなおこの問題は解決しておらず、ファン、サポーターが待ち侘びるダニ・オルモの新天地デビューはお預けとなっている。 難航していたダニ・オルモの登録問題だが、ようやく解決の目処が立ったようだ。報道によると、ギュンドアン、ブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(ベティスへレンタル)、フランス人DFクレマン・ラングレ(アトレティコ・マドリードへレンタル)らの放出によって選手費用に若干の余裕が生まれたことに加え、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの負傷離脱が決定打となり、ダニ・オルモのトップチーム登録が可能になったという。 昨シーズンから悩まされているアキレス腱炎によって戦列を離れることとなったクリステンセンだが、ラ・リーガの医療部門は同選手の離脱期間を4カ月以上と認定した模様。これにより、クリステンセンは一時的にトップチームから外され、ダニ・オルモの登録が可能となったようだ。なお、クラブが今年中に財政とサラリーキャップに関する問題を抜本的に解決できなければ、同選手は来年1月から再び登録外になる可能性があると『マルカ』や『アス』は指摘している。 今夏の補強の目玉としてバルセロナへやって来たダニ・オルモ。早ければ現地時間27日に控えるラ・リーガ第3節ラージョ・バジェカーノ戦でデビューすることになりそうだ。
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