「心が見えないナイフで刺されているくらい苦しい」女性競輪選手が性被害を訴え 先輩競輪選手らを提訴 日本競輪選手会・兵庫支部でのパワハラ・セクハラ横行も指摘
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競輪選手の女性が先輩の男性選手から性被害を受けたとして提訴です。 訴状によりますと、競輪選手で30代の女性は「日本競輪選手会」の兵庫支部に所属していた2021年10月、先輩で当時40代の男性選手に大量の酒を飲まされ、ホテルで性的な行為を繰り返されるなどの被害を受けたということです。 女性はPTSDと診断され長期間にわたってレースを病気欠場し、10月23日付で選手会に退会届を提出しました。女性は以前から支部の中でパワハラやセクハラが横行していたことも指摘。選手会が「事実の把握を怠り続けた結果、事件が発生した」などとして、男性選手と選手会などに対し、慰謝料など約2100万円の損害賠償を求めています。 (原告の競輪選手)「心が見えないナイフで刺されているくらい苦しくて、本当に許すことができない」 選手会は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。
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