「重要な補強を約束」 降格圏に沈むバレンシア、残留に向けてハメス・ロドリゲス獲得を検討か?「フリーでの獲得になる」
バレンシアが、ラージョ・バジェカーノに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを獲得する可能性があるようだ。スペインメディア『todofichajes.com』が、現地時間28日に報じた。J・ロドリゲスは、今夏に4年ぶりにスペインに復帰したものの、プレータイムは限られており、今冬の退団の可能性が浮上している。 2023年夏にサンパウロに加入したが、輝きを放てなかったJ・ロドリゲス。それでも、今夏のコパ・アメリカ2024では、主軸として決勝進出に貢献した。コロンビア代表は、準優勝に終わったものの、近年は欧州の主要舞台から遠ざかっていた左利きの司令塔は、大会MVPを受賞。代表での活躍が評価され、多くの欧州のクラブが関心を示していた中、今季でクラブ創設100周年を迎えたラージョへの加入が決まった。期待値も高かったJ・ロドリゲスだが、ここまで公式戦7試合の出場で、205分しかプレーしておらず、直近3試合はベンチ外。今冬での移籍の見込みが高まっている。 同メディアは、「(J・ロドリゲスは)イニゴ・ペレス監督の構想からは外れている。高額な給与を受け取っているため、ラージョは契約を解除することで退団を容易にするだろう」と記し、「バレンシアはカルロス・コルベラン新監督に重要な補強を約束しており、その一人がフリーでの獲得になる可能性がある。バレンシアのオーナーを務めるピーター・リム氏は、ホルヘ・メンデス氏(J・ロドリゲスの代理人)と密接な関係を持っており、シンガポール人実業家が、J・ロドリゲスの状況を知るきっかけに繋がった」と、フリーでバレンシアに加入する見込みを指摘している。 さらに「バレンシアは、レンタルやフリーでの獲得に頼るしかなく、J・ロドリゲスの状況はうってつけだ」と見解を示し、19位と降格圏に沈むバレンシアが残留に向けて、J・ロドリゲスの獲得に乗り出すと報じている。果たして、33歳の左利きのMFは、今冬に活躍の場を移すことになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部