米GM、不振の中国事業で「7500億円超」損失計上へ 早期立て直しへ工場閉鎖やブランド統合検討
財新記者の取材によれば、上汽GMではビュイックとシボレーのブランド統合も検討している。一連の事業再構築と合理化をテコに、GMは中国事業の収益力の早期改善を目指す。 とはいえ、その実現は容易ではない。現在の中国市場で外資系自動車メーカーはおしなべて苦戦しているが、中でも(GMやフォードなどの)アメリカ系ブランドの状況は厳しい。EVやPHVでは中国メーカー(の価格競争力)に歯が立たず、エンジン車の燃費性能では日系メーカーに及ばないからだ。
(財新記者:安麗敏) ※原文の配信は12月5日
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