「ヒットマン」“偽の殺し屋”役グレン・パウエルの七変化に迫る映像公開
リチャード・リンクレイター監督が“偽の殺し屋”の実話をもとに描いたクライムコメディ「ヒットマン」が、9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開。グレン・パウエル演じる主人公ゲイリーの“殺し屋七変化”を捉えたメイキング映像が到着した。 「ヒットマン」メイキング動画 グレン・パウエルは「クレイジーなプロセスだった。人を殺したい依頼人に対してゲイリーがどうペルソナを被るかは、依頼人が何を求めているかによって変わる。依頼人が少年の場合、ヒットマンのキャラクターは屈強そうなSFから出てきたアクションヒーローのようにした。ヒットマンたちの人格は直前までリック(リンクレイター監督)に見せなかった。ヘアメイクのテストも見せなかった。だから私がヒットマン姿で控え室を出て行く時は、いつも楽しかった。色々なキャラクターを噛み砕き、カメレオンのようでなければならない。こういうキャラクターを演じるのはプレッシャーもあるけど、俳優にとっての夢でもある」と語っている。 リンクレイター監督は「私たちはゲイリーの変装に全力を注いだ。グレンとタラ(=ヘアメイク担当のタラ・クーパー)は少し楽しみすぎたかもしれないが、とても楽しかった。この二人を称賛したい」と振り返る。セクシーでスリリングな快作に期待したい。
Story
ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。大学で心理学と哲学を教えつつ、地元警察に技術スタッフとして協力していた。そんな中、殺人の依頼者を捕まえる囮捜査にあたって殺し屋役となるはずだった警官が職務停止に。その代わりを務めることになったゲイリーは、容姿も人格も次々と変える才能を発揮し、手柄を立てていく。 ところがマディソン(アドリア・アルホナ)という女性が支配的な夫の殺害を依頼してきたことで、運命が一変。彼女を逮捕するどころか、ゲイリーは「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまう。二人の関係は危機の連鎖を引き起こし……。 「ヒットマン」 © 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED 配給:KADOKAWA