【イベントレポート】ディズニー新作情報が続々発表、アンソニー・マッキーも登壇「ハルクになりたいと…」
ウォルト・ディズニー・カンパニーが、2025年から2026年にかけての劇場公開作品や配信作品を発表する「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」をシンガポールのマリーナベイ・サンズで開催。本記事ではイベント後半の模様をレポートする。 【画像】「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」に登壇したアンソニー・マッキー まずは、ピクサーの新作として2025年全米公開予定の「星つなぎのエリオ」を紹介。同作はひとりぼっちの少年エリオが、銀河の星々からリーダーが集まる“宇宙サミット”に転送される物語だ。そして2026年の作品として、ロボットに自分の脳をリンクさせた少女メイベルが主人公の「Hoppers(原題)」より予告編が初公開。「Toy Story 5(原題)」では、子供がおもちゃよりも最新テクノロジーに夢中になってしまうことや、50体のバズ・ライトイヤーが暴走する展開となることも伝えられる。さらに「Incredibles 3(原題)」の脚本制作の進行が明かされたほか、12月11日に配信される「『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオ」のPR映像が披露され、会場が沸く様子も確認できた。 ルーカス・フィルムからは新作「The Mandalorian and Grogu(原題)」が紹介され、デイヴ・フィローニとジョン・ファヴローは映像で「新しい技術による『スター・ウォーズ』によって、より壮大なストーリーを体感できます、ぜひご覧ください。フォースとともにあらんことを」とアピール。同作にシガニー・ウィーバーが出演することも明かされた。4人の少年少女が大冒険を繰り広げる「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」からは、謎の男を演じるジュード・ロウからメッセージ映像が。加えて、日本のアニメスタジオが制作する「スター・ウォーズ:ビジョンズ」の新シリーズとなるVOLUME3が2025年に配信されるという情報や、「スターウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が、2025年4月18日から20日まで東京で行われることも発表された。 続けて今年85周年を迎えるマーベルの作品紹介に移り、「ホワット・イフ…?」の完結編となるSeason3の映像が上映される。さらにピーター・パーカーがスパイダーマンになるまでの経緯を描くアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man(原題)」や、ドミニク・ソーンが主演を務め、最先端のアーマースーツを作るさまがつづられる「Iron Heart(原題)」などテレビシリーズの情報も。そしてマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが映像に登場し、2025年GW公開の「サンダーボルツ*」のタイトルにある「*」の意味について「映画を見たらわかるよ(笑)」と笑顔で答え、今後期待している作品について「すべての作品だけれど……強いて言うなら『The Fantastic Four: First Steps(原題)』だね」とほほえむ様子も映し出された。 最後に「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の主演を務めるアンソニー・マッキーが、大歓声の中ステージに。同作について「楽しい映画ですね。マーベル作品はそれぞれで違ったジャンルを掘り下げていて、ファンタジックな物語やSFの要素がある作品も。『キャプテン・アメリカ』では比較的リアルな世界を描いていますが、本作にはスパイスリラー的な様子も加わっています」と説明する。注目ポイントを聞かれると「僕が活躍しているところですかね?」と冗談めかして答え、「ほかのマーベルキャラクターを演じられるとしたら?」という質問には「一番好きなのはハルクなんです。『シャツや靴は破れるのに、なぜパンツははいたまま?』なんて思いながら、ずっとハルクになりたいと思っていた」と述懐。MCが「ストレッチ素材のパンツをはいているのでしょうか?」と口にすると「じゃあスパンクスをはけばいいね!」と明るく応じていた。