楽天前監督の今江敏晃氏、ロッテ・中村奨吾と千葉県こども病院を訪問「毎年行くことで少しでも力になれたら」
楽天前監督の今江敏晃氏(41)が16日、ロッテ・中村奨吾内野手(32)と千葉市にある「千葉県こども病院」を訪問した。2009年から小児がんの支援活動を行っており、今年で16年目。一人一人の病室を訪問し、子供たちに笑顔を届けた。 【写真】「サイン、書きに来たで~」笑顔で歩み寄りファンと交流するロッテ・吉井理人監督 「僕らが行ったところでどうこうなるわけではないですけど、やっぱり闘病生活はかなり大変だと思う。なかなか外に出られない子が多いので、僕たちが行くことで何か気持ちの変化が起きたり、刺激が入ったりしていい方向にいってくれればと思っている。僕たちが毎年行くことで、少しでも力になれたらなと思って来させていただいています」 この日はオリジナルグッズをプレゼントするなどして約1時間ほど交流した。ロッテ時代のタオルを掲げてくれた子供もおり「昔から応援してくださる方がたくさんおられるので、そういう意味で非常にうれしかった。とにかく子どもたちに『頑張って』というより『お互い頑張ろうね』という話で、エールの交換をしました」と力をもらった。 シーズン中にはZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対楽天の試合に子供たちを招待。来季はプロ野球の世界から離れることにはなるが「また同じになるか、違った形になるか分からないですけど、来年はどうやっていこうかというのは(中村)奨吾と話をして。でも、野球というものでつながっているので、何かいい形で力になれたらなと思います」と意欲的だった。