アイスランド航空、A321LR受領 初のエアバス機、757置き換え
アイスランド航空(ICE/FI)は、エアバスA321LRの同社向け初号機(登録記号TF-IAA)を受領した。1937年の同社設立以来初のエアバス機で、経年機となったボーイング757型機を置き換える。 【写真】アイスランド航空のA321LR初号機 同社のA321LRは2クラス187席で、ビジネス22席、エコノミー165席。2種類から選べるエンジンは、プラット&ホイットニー(PW)製PW1100G-JMシリーズを選択した。アイスランド航空によると、2025年夏までに3機を導入する計画で、アイルランドに本社を置くSMBCアビエーションキャピタルがリースする。 アイスランド航空のウェブサイトによると、置き換えの対象となる757-200(2クラス183席など)は現在8機で、A321LRの導入に伴い順次退役する。このほか、単通路機では世界最長となる最大11時間飛行できる小型機A321XLRも13機確定発注しており、2029年からの受領を計画する。
Yusuke KOHASE