阪神・坂本誠志郎、地元兵庫・養父市で野球教室「気持ちがリセットされる場所」「力をもらえた」
阪神・坂本誠志郎捕手(31)が4日、地元の兵庫・養父(やぶ)市全天候運動場で、後援会主催の野球教室に参加した。 「養父市はやっぱり帰ると落ち着くし、気持ちがリセットされる場所。今回も子供たちに元気をもらえましたし、力をもらえた気がします」 生まれ育った故郷で、小学生との交流を楽しんだ。野球人口の減少が進んでいるからこそ、「何かしらの形で地元には貢献していきたい思いはありますし、養父市に限らず野球人口が増えていくような取り組みに貢献したい気持ちはある」と思いは熱い。昨季は64試合でマスクをかぶり、今オフには国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留を決断した。リーグ優勝、日本一奪還を目指す10年目のシーズンに挑んでいく。 「第一にまず優勝したい気持ちが強い。昨年優勝できず、悔しい気持ちがこれまでより大きく感じた。チームとしても個人としても、そして結果も内容も納得いくシーズンにして、優勝したい」 今オフは2年ぶりに愛媛・松山で、同じ捕手のヤクルト・中村と合同自主トレを行う。子供たちの笑顔に囲まれ、藤川新監督を頂点に導く2025年がスタートした。(中屋友那)