名古屋「グランパス」街中に露出 その理由はかわいさ!?
7月からJ1リーグのセカンドステージが開幕。ファーストステージでは苦戦を強いられた名古屋グランパスだが、後半戦での躍進に期待したいところ。今年、チームの成績に加えて注目なのが、グランパス広報のプロモーション活動だ。久屋大通と名古屋駅周辺に選手バナーを掲出、5月にはモンテディオ山形戦でスタジアム来場者全員にタオルマフラーを無料配布、カラオケ店とコラボした期間限定グランパスルームを実施、人気ゲーム「太鼓の達人」キャラクターとのコラボキャラ「グランパスどんちゃん」の発表など、なんだかスゴイ。この精力的な活動について、グランパスの広報に聞いた。
「グランパスくん」のかわいさ確信
プロモーション活動について、広報・プロモーショングループの梅村郁仁さんは、「今年のプロモーションの方針は、街の中に“グランパスの露出”です。クラブとしては原点回帰を図るため、サッカーを通じて地域が一つになることを目指し、『愛されたいクラブ宣言』を発表。ホームタウン(名古屋市や豊田市など)の皆様に普段の生活の中でグランパスを感じていただきたいと思いました」と、経緯を教えてくれた。 今年から始めた新しい取り組みは、前述のほかにも挙げればキリがないほど。なかでもマスコットプロモーションと行政を巻き込んだ活動に手ごたえを感じているようだ。 「3月には開幕戦の告知のため、名古屋駅地下街のサンロードに選手やマスコットキャラクター・グランパスくんのポスターを掲出。実際にグランパスくんにサンロードを歩いてもらったところ、ファンの方はもちろん、初めてグランパスくんを見た方たちにもすごくかわいがっていただき、グランパスくんのかわいさを再確認しました(笑)。その後、SNS上での動画「グランパスくん劇場」の展開や、クラブのオフィシャルグッズを販売するネットショップ、グランパス・ダイレクトでのグランパスくん企画、さまざまな媒体とのコラボレーションなど、既存のグランパスファン以外の層へのアプローチも意識しました」と梅村さんは話す。