【データが語る】欧州選手権メンバー確定 最年長得点は3人、最年少得点は2人に更新の可能性
14日に開幕する欧州選手権ドイツ大会の各国代表メンバーが確定し、最年長選手は41歳のポルトガル代表DFペペ(ポルト)、最年少は16歳のスペイン代表FWヤマル(バルセロナ)となった。 欧州選手権における最年長得点記録はオーストリアのFWヴァスティッチがマークした38歳257日。J1名古屋グランパスで02~03年にリーグ戦通算27試合13ゴールを記録したアタッカーは08年6月12日のポーランド戦でPKを決めた。 今大会でこの記録を更新する可能性があるのは、ポルトガルのDFペペだけでなく、39歳のポルトガル代表FWロナウド(アルナスル)、開幕時に38歳279日のクロアチア代表MFモドリッチ(レアル・マドリード)。集大成となる大舞台で健在ぶりを示すことができるか。 一方の最年少得点記録はスイスのFWフォンランテンで18歳141日。04年6月21日のフランス戦で記録し、イングランドのFWルーニーが同年6月17日のスイス戦でマークした18歳237日を4日後に更新した。 今大会の最年少選手であるスペイン代表の16歳FWヤマルには20年ぶりに記録更新の期待がかかるが、開幕時に18歳98日となるフランス代表MFザイール・エメリ(パリ・サンジェルマン)も記録を塗り替える可能性がある。 大会は14日に1次リーグA組のドイツ-スコットランドで開幕し、決勝は7月14日に行われる。1次リーグは24チームが6組に分かれ、16チームが決勝トーナメントに進む。 (ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)