西武池袋本店「百貨店のイメージもキープされている」…豊島区長が改装計画に賛同
そごう・西武が示した西武池袋本店(東京都豊島区)の改装計画について、豊島区の高際みゆき区長は3日の定例記者会見で、「百貨店のイメージもキープされている」と賛同する考えを示した。
そごう・西武は6月、同店を2025年1月以降、段階的に改装オープンし、百貨店の売り場面積はほぼ半分に縮小すると発表した。高級ブランドは、出店数は減るものの、売り場面積は拡大する。化粧品や「デパ地下」と呼ばれる食料品売り場も強化する。
同店の土地や建物はヨドバシホールディングスが取得しており、25年以降に家電量販店が出店を予定している。このため、「地域の顔」として親しまれる百貨店の改装で、街のイメージが変わることを懸念する声が上がっていた。