「+」から始まる番号の着信。心当たりがないので無視したけれど、大丈夫ですよね?
被害に遭わないためにはどうしたらいい?
NTTファイナンスや日本電信電株式会社は、個別の会員サイト等の料金を会員に請求した事実はありません。 では、架空請求詐欺に遭わないためにはどうすれば良いのでしょうか。突然かかってくる電話は、迷惑メールと異なり、落ち着いて考える余裕がありません。不安をあおって思考停止にさせてお金をだまし取ります。確認のためと言って個人情報もだまし取ります。 消費者庁は、以下のようにアドバイスをしています。 ■心当たりのない料金請求は無視しましょう。 NTTファイナンスや日本電信電株式会社は、個別の会員サイト等の料金を会員に請求した事実はありません。 ■国際電話を使った架空請求に注意しましょう。 通話しなければ詐欺被害に遭いません。対応しない、かけ直さない。 ■「コンビニで電子マネーを購入し、そのカード番号を教えろ」は詐欺の手口の典型的な例です。カード番号を絶対に教えない。 相手にID番号を伝えるということは、購入分のマネーを渡すと同じことです。伝えてしまうと取り戻すのは困難になります。通常は、請求に対し証拠が残る方法で支払います。請求書もないのに、匿名性の高い電子マネーを指定する時点で疑いましょう。 ■公式ウェブサイトで注意喚起がされていないかを確認しましょう。 ■何か変だと感じたら、電話を切り、誰かに相談しましょう。 それでも不安な場合は、消費者ホットライン(188)、警察相談専用電話(#9110)へ相談しましょう。 出典 消費者庁 大手通信関連会社の名称をかたり、自動音声や国際電話番号等を用いて架空の利用料金請求を行う事業者に関する注意喚起(令和6年6月11日) 警視庁 特殊詐欺とは 警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ 外国からの電話に利用休止 警察庁HP 手口一覧と今日からできる対策 国民生活センター 国際電話番号による特殊詐欺の急増中!(2024年7月) 執筆者:林智慮 CFP(R)認定者
ファイナンシャルフィールド編集部