選挙後相場、「与党敗北なら売り」は今回も当てはまるか?
衆院選は与党の過半数割れという結果に終わった(写真は自民党の石破茂総裁(首相):ブルームバーグ)
ストラテジストの芳賀沼千里氏が、全体相場の動きに埋もれがちな事象に着目。「人の行く裏に道あり花の山」で“逆張り”的な発想から市場を分析します。今回の衆議院選挙では裏金問題などを受けて自民党と公明党が議席を大幅に減らし、立憲民主党と国民民主党が議席を伸ばした。無党派層は自民党の支持を明確に減少させ、支持が多様化した。この変化は保守化したと言われる若年層で顕著である。 また、共産党や社民党など伝統のある既成政党は議席を増やすことができず、れいわ新選組や参政党、日本保守党などが議席を伸ばした。政治や経済に対する不満が強い中で、新しい政党がその受け皿になった。
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芳賀沼 千里